一口に「炭」といっても様々な種類があります。
此処では代表的な炭をご紹介しましょう。
木炭
木を窯の中で空気を入れずに熱して炭化させた物です。
窯の中で灰にならないのは空気を入れないからです。
白炭
表面に灰が付着している為、白(茶色)く見えます。堅く火が着きにくい炭です。
備長炭は白炭の種類で、樫・馬目樫の木を焼いた炭の事です。
黒炭
昔からお馴染みの普通の炭は黒炭と呼ばれる炭です。
炭色は黒くガサガサして軽く感じます。
オガ炭
おがくずを圧縮して棒状(ちくわ)に固めて焼いた炭です。
形から「ちくわ炭」とも呼ばれます。
たどん
今はほとんど目にしない、炭の粉をふのりで固めた物です。
まん丸な黒い団子です。
煉炭・豆炭
石炭が原料で、木炭との違いは時間が持つが臭いがきつい事です。
煉炭
円筒型で穴が開いているもの。れんこんの筒切り状の物です。
豆炭
3〜4cmの豆のような形をしていて、豆炭あんかに使われます。